21世紀まであと1年。だが,まだまだ21世紀になるには早すぎる。20世紀のうちにしてしまわなくちゃいけないことは,いっぱいある。そう,20世紀は,まだ終わらせない。
アップル社・マック業界では,98年,99年は発展の年だったが,2000年は成熟の年となるだろう。新しさは少ないが,感心させられる動向が見られる年だ。ハードウェアでは,1月のマックワールド・エキスポ/サンフランシスコで,マルチプロセッサモデル,PowerMac G3シリーズのスペシャル・エディション・モデルの登場が噂されている。
1月4日からサンフランシスコで行われるマックワールド・エキスポ/サンフランシスコの噂は,すでにいろいろなサイトで取り上げられている。5日にスティーブ・ジョブズのキーノース・スピーチを中継するZDTVのページでは,新しいパワーブックシリーズ(コードネーム:ピズモ)の登場,マルチプロセッサーのG4,マックOS9のマイナーアップデート,G4のクロックアップなどがあるかも,としている。一番可能性が高い,ピズモではその筐体の色も楽しみ。昨年のG4の流れから云うとグラファイトだけど,私の予想はグリーンと見た!(根拠なし^_^) また,噂サイトのApple Insiderのページでは,17インチのiMacの発表という風の噂を取り上げている。
小説・アニメの世界だけでなく,我々は21世紀にひとつの感慨を抱いている。21世紀にはこんな世界が…,というものがあるものだ。それを現実に迎えるまで,あと1年しかないと思うと,かなりせっぱ詰まった状況かもしれない。ずっと憧れをもってみていた夢の世紀を迎えるには,あまりにも実現していないものが,多すぎる…。20世紀は,まだ終わらせない。アップルにも,そんな意気込みが欲しいところだ。
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